整体と慢性疲労(症候群)
- 常に疲れていて寝ても回復しない
- 倦怠感でやる気がでない
- 慢性的な頭痛
- 思考力が鈍って集中できない
- 体のあちこちに痛みがある
慢性疲労(症候群)とは
やる気がないからとか、怠けているとか人に思われたり、だんだんと自分はだらしない人間だと自己嫌悪に陥ってしまい、さらにそれが疲労感を助長させ悪循環になってしまってはいませんか?
毎日忙しくて疲労感が抜けない場合、慢性疲労かなとドリンク剤を飲んだり栄養をつけて乗り切ろうとしていることと思います。最近はそういった症状の方が増えてきたので、慢性疲労症候群という病気として扱われるようになりました。
この慢性疲労症候群は慢性疲労とは違うものとして別けられているのですが、どちらも器質的な原因が見つかりません。この〇〇症候群とは実は病名ではなく、原因がわからないので症状で分類した名称であり、ある意味医者の敗北宣言だと言えます。
慢性疲労症候群と慢性疲労の違いは、簡単に言うと検査しても特に問題ない場合に、厚生省や学会の診断基準で設けた症状の数によって判別するということです。
私の考えとしては症状の数や重篤度の違いはあれど原因は基本的に同じだと思いますので、分ける意味はあまりないと思います。
慢性疲労(症候群)の原因
はっきりとした原因はわかっていないのですが、多くは風邪やその他のウィルスによる感染症の後に発症することが多いようです。しかし、これは風邪をひいたから慢性疲労症候群を発症したというより、免疫力が落ちていたので結果的に風邪を発症したと言ったほうが正しいと思います。
ではなぜ免疫力が低下するかというとストレスが大きな原因になってきます。ストレスが脳の視床下部に過度にかかり自律神経系に異常をきたすと、ホルモン系、免疫系のバランスも崩れると考えられています。
つまり、慢性疲労症候群が発症するのは脳や自律神経系、内分泌系(ホルモン)、免疫系に異常が生じたときであり、根本の原因はストレスであるといえます。
慢性疲労(症候群)を解消するためには?
一般的にはこのような方法が施されています。
1.薬物療法
特効薬はみつかっておらず、漢方薬をはじめとして、抗うつ剤、ビタミンやミネラルなどを症状に合わせた、要は対症療法として行われているが、薬の選定は個人ごとに慎重に行わなければななりません。
2.ストレスを避ける
根本の原因はストレス(身体的・精神的)なので、これを軽減させることが最も重要な対処です。
3.無理のない適度な運動
4.温浴、マッサージ
当院では、
SOTカイロプラクティックによって、ストレスによって異常をきたした自律神経系や内分泌系(ホルモン)、免疫系の機能を回復し、自然治癒力を効率良く発動させます。
また、薬物療法以外の温浴や適度な運動、とくにストレスの軽減に心がけて頂きます。例えば、ダイエットのために、運動しても、あるいはどんなに良いサプリを飲んでも、過食してカロリーオーバーしていたら効果は出ません。
それと同じで、どんなに良い治療をしても、良い薬を飲んでも、ストレスを減らさなければ効果は半減します。つまり、良いこと良い物を取り入れるプラスする努力と、悪いこと悪い物を捨てるマイナスする努力の双方が必要になります。
脳脊髄液とは神経に栄養を与えたり、保護したりする生命にとって最も重要な体液です。ですから背骨を矯正してただ神経の流れを良くするだけでは不十分であり、脳脊髄液の流れや産生を改善することで初めて神経は正常な働きを取り戻すことが出来るのです。
このようにして自律神経の働きを正常に戻し症状の改善を図っていきます。