整体と腰痛
- 朝起きるときに腰が痛くてすぐに起きられない
- 台所などの立ち仕事をしていると腰が重くなる。
- 車の運転やデスクワークで長い時間座ったあと腰が伸びない。
- 腰からお尻にかけてがニブい痛みがある。
- 腰の痛みが気になってスポーツが楽しめない。
腰痛とは
腰痛を感じたことがないという方は、まずいないのではないでしょうか?腰痛と一言でいっても様々なタイプのものがありますし、また原因も様々です。
大きく分ければ慢性腰痛か急性腰痛の二つに分けられますが、痛みの種類で分けますと腰全体が重く痛いもの、ハッキリとした部分的な鋭い痛み、お尻から脚までシビレるような痛みなどがあります。
慢性腰痛は生活の中に原因がありますので、痛みの原因を治療するだけでなく、生活習慣を改善していく必要があります。また、急性腰痛すなわちギックリ腰がきっかけで慢性腰痛に移行する場合もありますし、慢性腰痛がギックリ腰の原因になってもいきますので、その悪循環を防ぐためにも治療と定期的な予防が重要になってきます。
腰痛の原因
まず、外傷や転倒などによるものや、急激な力が加わったことによる場合は、骨折、靭帯や筋肉などの損傷ですので、これらは整形外科的な領域になってきます。
また、内臓などの病理的な疾患が原因の場合、例えば腎炎などは抗生物質が有効になってきますのですぐに病院に行きましょう。大まかな目安としては、じっとしてても汗がでるような痛みの場合は疑ってみましょう。
組織の大きな損傷などがない場合は、関節のゆがみ、筋肉の緊張、癒着、内臓疲労などが筋肉を緊張させ、血行不良となり痛みの原因になってきますので、整体の治療を受けることで改善されます。
腰痛を解消するためには?
腰痛とは腰が痛いわけですが、腰そのものに悪い原因があるとは限りません。
もちろん、腰に全く問題ないわけではないですが、ほとんどの場合、腰以外に股関節や膝、足首、あるいは首や肩などに、腰や骨盤をゆがませている原因がありますので、体全体を調整していく必要があります。
特に、何となく腰が痛いとか、あるいは重いといった場合は、内臓の疲労が原因ですので、自律神経や内臓の調整が必要です。
腰が痛いからといって腰だけマッサージしたりボキッと骨を動かしても対症療法にしかならないでしょう。
ストレッチなども一つの方法ですが、これも原因治療ではありませんので、やるのであればある程度治療して痛みがなくなるかほぼ軽減した後にやると良いでしょう。
多くの方が勘違いされているのですが、腰痛体操とは本来腰痛を治すためのもではなく、予防するためのものだということです。